マウスを軽くするだけでエイム力は向上します!
以上、解散、終わり!
FPSと重いマウス
FPSにおいて重いマウスは論外です。
弘法筆を選ばずなんて言いますが、100gを越えるマウスを筆と呼ぶべきではありません。
ではここで、私が8年間愛用しているマウスを見ていきましょう。
型式 | G502 LIGHTSPEED |
重量 | 120g |
ひゃ、ひゃくにじゅう……?
何かの勘違いかもしれません。
一旦計量してみましょう。

おかしいですね、132gでした。
カタログスペックより12gも重くなっているじゃありませんか。
まさかと思いつつ、マウスの裏面カバーを外してみます。


ウェイトが出てきました。
いやいや、何かの冗談でしょう……?
念のためUSBレシーバー収納部も確認してみます。

また出てきました。
マウス重量120g+ウェイト16gなのでカタログ値よりやや軽いと言ったところでしょうか。
世のゲーミングデバイスが血の滲むような軽量化を進める時代に、自らウェイトを足していくFPSプレイヤーがいるとは驚きです。
馬鹿なの????
うわっ……私のマウス
重すぎ……?
こんなマウスでは戦えません。
戦わなければ勝てません。
重いマウスやめますか?
FPSやめますか?
そうですね、考えるまでもありませんね。
最強のマウスを召喚する
世は大航海時代ならぬ大e-Sports時代。
競技シーンの盛況の影では、戦術から上達法にいたるまで何もかも最適化されていきます。
それはデバイスも例外ではありません。
数多のプロが勝つためのガジェットを求めています。
つまり、プロゲーマーの使用率が高いマウスが、もっとも信頼出来るマウスということ。
という訳で早速購入しました。
型式 | GPRO X SUPERLIGHT 2 |
重量 | 60g |

ブログに載せる予定なのに、
撮影前にグリップテープ貼る奴いる?
いねぇよなぁ!?
います。完全にミスりました。
折角なので計量しておきましょう。

グリップテープ込みで59gなので、実際は58gあたりでしょうか。
G502が132gなので、50%近く軽くなったことになります。これは期待出来ますね。
軽量化でエイム力は向上するのか
検証のために使用するソフトは下記になります。
- Aim Hero
「G502 LIGHTSPEED」と「GPRO X SUPERLIGHT 2」の二つのマウスで、それぞれ20回づつスコアを測定します。
検証中の疲労や上達を考慮し、1回づつマウスを持ち替えて交互に測定します。



あっ、これ全然違うわ
射撃精度、スコア共にGPROに軍配が上がりました。
測定値の差もそうなんですが、体感的にものすごく”楽”なんですよね。
マウスを動かすのではなく、手を動かすとマウスがついてくる。そんな感覚でエイムすることが出来ました。
APEXでも使ってみましたが、インファイトにおけるキレが全然違います。
遠距離の敵をスナイパーでチクチクするしか脳のない過去の自分が嘘みたいです。ランクを回したら速攻でダイヤ3になれました。初めてのダイヤ3です。
ばいばいG502。
8年間一緒に戦ってくれてありがとう。
※2024/02/05追記 この記事を書いてから2週間でマスターに到達しました。人生初です。今までの苦労は一体なんだったんだよ……

さいごに
数多のメーカがスペックと軽量化のトレードオフを繰り返すこの時代。
わざわざマウスを太らせるなんて異常者の発想です。
こんな簡単なことに気づくまで8年もかかりました。
8年間も意味のないエイム練習をしてきました。
あなたが買おうか悩んだ末にこの記事にたどり着いたのなら迷わず買って下さい。
別にGPROじゃなくても良いです。とにかく軽いのを買ってください。
アフィリエイトが嫌いなのでリンクは貼りません。
Amazonで「GPRO X SUPERLIGHT 2」って検索すれば出てくると思います。
それと、今回はフリックエイムの測定しか出来ませんでしたが、
時間があれば「KovaaK’s」でトラッキング精度の比較検証もしてみます。
それでは、よきFPSライフを。